営業研修

 

営業は数字で評価される。だから彼らは数字を追求する。出荷数を増やすために様々な補償を行なっていき、利益率は下がっていく。薄利多売の先にあるのはなんだろうか。セールスマンの疲弊か。

 

営業研修は四日間あり、最後に学んだことを報告する報告会がある。形式は自由だった。

最近は行動を選択する際に自分の考える正義や倫理に沿わせるようにしている。そこに忖度であったり、他者の期待を無批判に引き入れないために。その行動の結果、社会はよりよくなるのか。保守的ではなく革新的であるか、人権に悖らないか。

したがって、報告もまた自由に行った。うまくいったかどうかはわからないが、楽しくしゃべることができた。学んだこと、例えば、卸や小売りとの関係性といった当たり前のことはあまり話さなかった。むしろそこから考えたことを話したのだ。準備時間が少ないためあまり深いものにはならなかったが、自分なりの視点を見出せたと思う。

 

せっかく日本的な安定した企業に入ったのだ、どっかりと構えて好きにやってやろうと思う。