熱気にあてられる

久しぶりに気球の大会に参加した。 子どもは相方に預けて、心ゆくまで遠征を楽しめた。 参加したチームはぼくの同世代のメンバーで結成されており、グランプリに参加しつづけている一方でローカル大会にもちょこちょこ出ているバランスの良いチームである。 …

最近、離婚という言葉がちらつく。 もともと結婚に対して何も希望は抱いてなかったし、子どもを育てるのは面白いかなというくらいの認識で結婚した身である。 向こうの安定したステータスへの依頼心もあった。 ただ、子どもが生まれてより相方の指図やわがま…

わたしはどう生きるか

久しぶりに熱気球のローカル大会に行ってきた。美味しいローカルフードやパーティ、バーナーも握れたので満足ではあったのだが…。 どうも気分は最後まで盛り上がりきらなかった。チームのみんなが盛り上がれば上がるほど、冷静になっていく自分がいた。それ…

ポイントオブノーリターン

ポイントオブノーリターンとは 回帰不能点。エコ界隈では、どんな対策を行なっても温暖化が不可逆に進行し続けるようになる境界点のことを指す。 男性の育児休暇の回帰不能点はどこだろうか。育休の機関によってキャリア継続ができるかできないかの境界はあ…

親になること

「シスター」という中国の映画を見ていた。 一人っ子政策による社会の歪み、それに人生を左右される女性たちを描いている。 相方と一緒に見ていたが、相方は携帯を見つつ、友人と出産祝いについて話しているようだった。 途中相方は、出産祝いの鼻水吸引機の…

2014年フランス旅行

フランス10日目 最終日 今日は兄が世界選手権のためにヴィシーに発ち、僕と妹は東京に帰る。朝ごはんは一緒にとり、兄は11時にホテルを出た。是非がんばってほしい。他の日本代表の若者たちとうまくやればよいのだが。 僕と妹は21時の飛行機まで暇なので、最…

2014年フランス旅行

フランス7日目 いま、アメリを三人で見ている。今日はかなりゆっくり起きて、11時のギリギリまで朝ごはんを食べていた。そのあと、ギャラリーラファイエットに向かう。ナシオン駅から一本である。もうメトロにはなれた。だから降りるときにハンドルも回すし…

2014年フランス旅行

フランス5日目 日記を書き忘れたので、昨日を思い出しながら書く。この日は起きて、ご飯食べて、兄はホテルで寝てるということで、妹と回ることになった。 まずは、ナシオン駅から北上し、サクレクール寺院に行く。最寄りの地下鉄を出るとそこはもう観光地、…

2014年フランス旅行

フランス4日目 今日は単独行動の日である。しかし、おきるのがだるくて、結局朝ごはんとかは兄妹と一緒に遅くとり、ホテルを出たのは10時頃であった。近くで自転車を借り、適当にセーヌ川に向かった。リヨン駅を通り、セーヌ川を渡ると、その河岸をズンズン…

2014年フランス旅行

フランス2日目 起きた。まだ7時だ。夜中に2時くらいにウンコしに起きたから、あまり寝られてないのでないかと思う。しかし、時差ボケかなんなのかわからないが、眠くなかった。兄も同様に起きていた。2人してベッドの中でiPhoneをいじっていた。8時くらいに…

2014年フランス旅行

フランス1日目 朝5時に起き、羽田に向かう。羽田の国際ターミナルは新しく快適であった。出国審査などを足早に済ませ、遅めの朝食をとる。日本を離れるのだから、日本っぽいものを、と兄妹はうどん、私はラーメンを食べた。ただのラーメンだったが、かつおの…

メモ帳供養

過去に書いたiPhoneのメモ(日記)を記載する。 2012年 もうすっかり葉桜である。この時期は好きだ。 入学式までを振り返ってみやうと思ふ。 まず、入学式の前のつどいだ。 前日に引っ越していたマンションから大学に向かう。人はたくさん。まだ寒く桜は蕾で…

君たちはどう生きるかという映画

この映画の感想を、あまり他の批評が頭に入らないうちに書いておこうと思う。 鑑賞後、Twitterを開くとぼくのタイムラインではあれは宮崎駿を世界の主と考えたり、主人公と考えたりするツイートが散見された。 そうなのかもしれないし、ぼくはそんなことは考…

ミルク時間は人生を振り返る

子どもが生まれた。 怒涛に生後一月は過ぎていった。夫婦2人で育児をフルタイムで行ったが、それでも寝不足とキツさを感じた。これをワンオペでやるなんて自殺行為に等しいと思う。 赤子もひと月経つと外界に慣れてきて肌の張りがでてきて筋力もついてくる。…

カエサルのものはカエサルに

前回の記事以降のイベントを簡単に触れる。 まず、パートナーのつわりは自分の想像以上に辛く大変なものであった。 常に二日酔いみたいな状態らしく、一日中伏せていたし、何もできないと言っていた。こんなにつわりが辛いとは知らなかった。女性には常識な…

流れゆく先に

学生の頃、ひとに流されやすいことを悩んでいた気がする。友人たちと飲みに行き、盛り上がるままに二次会、三次会とはしごしていく。家で彼女が待っていても、なんとなく帰る約束もしてないし、まあいいかなと飲み続け、大抵帰ると怒られるのだ。 あるいはひ…

しあわせアフロ田中

どうやら子どもができた、、、らしい。 まだ5週目とかなので流れる可能性もあるが、順調にいけば来年の初夏には子どもが生まれることになるという。 会社にいる時にLINEで一報を受け取ったのだが、嬉しい報せだと感じた。子どもができたと聞いたときの反応…

夏が過ぎ

お盆が終わり、夏の盛りも過ぎた。 ちょうど7月の下旬から新型コロナウィルス感染症を発症しており、2週間ほど休んでいた。 3月より続いていた身体の不調もここに極まれり。 ただ極まったのち快方に向かう。肉離れっぽい足の痛みも寝ていたら治っていた。い…

鴨川の夕べ

異動により京都にきた。 何一ついいことがない。 環境が変わったせいだろうか、3月以来ずっと身体の調子が悪い。 3月は在宅勤務中に伸びをして背中を痛めた。 4月は久しぶりに気球をして腰を痛めた。 それらが良くなってきた4月末には一週間ほどお腹を壊…

指輪

結婚指輪を買った。金とシャンパンゴールドの二連で肌に馴染んで見える。少しずつデザインは2人で異なり、完成までに2ヶ月弱ほどかかった。 着けていると、なんとも言えない感覚を覚えた。安心感や誇らしさといったものだ。驚いた。 まさか自分がこんな指輪…

猟期が始まる

今日から北海道では猟期が始まる。今週末にはぼくも少し山に行こうかと思っている。ただ、そこまで猟欲が盛んというわけではない。なんというか、この猟をしない半年の間にやや鹿を撃つことに対しての畏れがでてきた。 狩猟の一年目は、はじめての猟で学ぶこ…

猫について

猫を飼い始めた。 同棲を始めて1ヶ月も経ってないくらいだ。 保護猫団体に2回足を運び、すぐに決まった。ブライアンという雑種のやや長毛の猫だ。積丹に行く途中、古平という小さな港町がある。そこに一年以上いたらしく、他の猫が凍死もしてしまうほどの真…

ライフイベントを進めること

北海道で迎える3度目の黄金週間、今年は引越しを行った。半年ほど付き合ったパートナーと同棲するためだ。 これまでのパートナーとの付き合い方から大きく変わるだろう。簡単には離れられない、という点だ。 周りの友人に話しても、「よく思い切ったね」と言…

狩猟について その2

去年の秋から始めた狩猟、すでに4頭の鹿を獲り、食べた。 実際に獲るなかで考えたこと、狩猟始めたことで考えるようになったことを整理したい。 内容は3つに分けられる。①目的と②効用、最後に③倫理の問題についてだ。 狩猟を始めて以来、「なぜ狩猟をする…

旅する心

前回の記事では、帰省し今年は友人を訪ねる年にしようと決めた。 そしてその直後から東京でも新型コロナ感染者が増加、日本は緊急事態宣言下に入った。 4月の半ばから仕事ができる状態ではなくなり、在宅勤務になった。 5月いっぱいまで家で過ごした。とても…

帰省と再会

久しぶりに帰省した。 2年ぶりくらいに歩く東京の景色は面白く、ウーバーイーツのバイクを見て興奮していた。 これに合わせて友人や先輩とも再会した。 少しずつ変化しているが、会話の面白さ は昔のままだった。 そして今年は旧友を訪ねる年にしようと思っ…

狩猟について

狩猟免許を取った。 しかし、まだ銃の所持許可は取得していないので、まだ猟に行ったこともなければ銃ももったこともない。罠の免許も取得したが、週末ハンターにその実践は難しい。 ひとに狩猟免許を取ったというと、「残酷」「かわいそう」と言われる。 お…

立つ瀬

今日は急遽職場の上役の声かけでぼくの得意先の焼肉屋で飲むことになった。6人が集まった。 実に色々な話をしたが、やはり説教めいたものもあった。3時間くらい、ひとりあたり7千円以上飲み食いをした。 帰り道、タクシーでそれぞれ帰ることになったが、ひと…

音楽の趣味

今日人生で初めてライブというものに行ってきた。友人の小さいやつならあるが、有名ミュージシャンのは初めてなのだ。 ただ、そのミュージシャンのことをぼくは最近まで全然知らなかった。本当は恋人と二人でいくはずで、以前から楽曲を聞かされ教育されてき…

自転車で走る

ことしの連休は長いので、宗谷岬まで自転車で行ってきた。テントと寝袋と食料を積んで、野宿で過ごした。 本当は目的を持たず、ただ旅をすること、ただ走ることを充実させたいと考えていたが、結局は、本当にただ走るだけであった。それが充実ということなの…