狩猟について

狩猟免許を取った。

しかし、まだ銃の所持許可は取得していないので、まだ猟に行ったこともなければ銃ももったこともない。罠の免許も取得したが、週末ハンターにその実践は難しい。

 

ひとに狩猟免許を取ったというと、「残酷」「かわいそう」と言われる。

おそらく狩猟というと、銃で動物を殺すイメージなのだろう。

実際そうした行為を含むわけだが、狩猟というのはもっと奥が深い営みだと私は考える。

 

僕が狩猟を始めようと考えたのは、

そのビジネス的な可能性もあるが、「山を歩きたい」からだ。

「山を歩く」のは簡単なことではない。

生態系の中に身を置くことでもある。そのとき狩猟というのは自然な行為である。

食べるには獲る必要があるからだ。山を歩くというのはハンターになるということだ。

 

普段、ひとは動物を食べている。牛、豚、鶏が一般的だろう。

しかし、ほとんどの人はその屠殺過程を知らないふりをしている。

ふり、というか本当に知らない。僕も知らない。隠されているからだ。

 

狩猟においてはその側面から目を背けることができない。

これを残酷というかどうかは価値判断による。

社会も同様にまた残酷ということもできるだろう。

 

これ以上のことは実際に狩猟を行なってみないと書くことはできない。