2014年フランス旅行

フランス5日目

 


日記を書き忘れたので、昨日を思い出しながら書く。この日は起きて、ご飯食べて、兄はホテルで寝てるということで、妹と回ることになった。

まずは、ナシオン駅から北上し、サクレクール寺院に行く。最寄りの地下鉄を出るとそこはもう観光地、人がわんさかいた。丘の上にあるので、坂を登って行く。ここらあたりは服屋が多いようだ。パリは地区によって特色がある。丘への階段は、あの映画アメリに出てきたものと同じだ。ただ観光客が多い。そして、それを狙った黒人も多い。腕を掴まれた。フランスにふれた気がする。旅の本質とはなんだろうか。その地に触れることか、たのしむことか、変わることか。

丘の上までくると、景色はなかなかのものだった。古都パリの全貌、とまではいかないものの、一部は垣間見えた。

寺院の周りはモンマルトル地区といっていい感じなのだ。そこから、坂を下っていく。途中ルノワールが描いたカフェ、ムーランドゥギャレットがあった。またアメリに出てくるカフェもあった。大きなアメリの写真が店内にある。その坂を下るとムーランルージュがある。妹とこのあたり来るのは気まずい。

地下鉄で蚤の市へいく。地下鉄を降りるとそこは雰囲気が違った。なんとうか場末という感じ。怪しい売り子がたくさんいる。

人の流れに沿っていくと、露天が並ぶところがあった。お土産から布、がらくた、いろんなものが売っているところを通り抜けると、あった。蚤の市だ。骨董やらなにやらがたくさんある。特に思い出はないが、日本の骨董市と変わらない。古いものはみな価値を帯びる。例えネジ一本でも。そして、なんとなくそれは面白くて見てしまうものの、買うかと言われればいらない。その価値を認識できていないからだ。そんなこんなでお昼を過ぎ、近くのイタリア料理屋でお腹いっぱい食べる。味はまあまあだ。隣のスペイン人の老夫婦がチョコレートくれた。

そのあとまたぐるぐる回って、疲れて帰ることにした。特に何も買わなかった。その後、ポンピドゥーセンターに行く。面白い作品に出会う。例えば、暗闇の中で映写機が謎な映像を流し続けるとか、細い棒がたくさん並んでいて、すごい不安定に見えるとか。まあ、色々である。芸術とは何か、美しいとは何か、そんなことを考えた。

そのあと、バスティーユ近くのスーパーで買い物して帰った。オリーブオイルとペペロンチーノ的な香辛料、塩、パスタ、肉、兄はいなかったので、ごはんにした。ペペロンチーノをつくる。そこで兄が帰ってくる。いままで寝てて、んで洗濯いってきたそうだ。ペペロンチーノはうまかった。お肉もやいて食べた。うまかった。

寝た。

 

ランス6日目

 

起きた。今日は俺が元気なく。朝ごはん食べず部屋でごろごろしてる。昨日食べ過ぎたせいだろう。

その後、11時過ぎにホテルを出て、近くの朝市までバスで向かう。その市場はおととい俺が単独行動のときに自転車で通りがかった市だった。今度は歩いてまわる。露店は果物だらけだ。パリにいて思うのはよく競合しないなということだ。いったいなにが違うのか。

青果市を抜けるとこんどは骨董やら服やら色々うってるところがある。そこをブラブラした。ゆうりちゃんは襟を買ったらしい。

その後、リヨン駅からシャルルドエトワール駅に向かう。外にでるとそこには凱旋門が。そして周りをウロウロして、長蛇の列がある展望台へは行かず、エッフェル塔を目指す。自転車でいく。近くにいくとものすごい人だった。これまた周りをウロウロしつつ、公園でだべりつつ、後にする。ギャラリーラファイエットにいくけれども、やっておらず、バスティーユペティナイフ買いにいくもやっておらず、結局、ホテルの近くの地下鉄でおりた。そこの近くのカフェで遅めのランチをとる。タルタルステーキ食べた。うまかった。ユッケって感じ。食べたことないが。兄はサーモンタルタル。妹はクリームブリュレ。これはものすごくうまかった。ただのクリームブリュレじゃなくて、中に香辛料がはいってて爽やかなくせに後に残る香りがよかった。そのあと兄と俺はデザートもしっかり食べて帰った。あ、コンビニみたいな日曜日でもやってるエスニック系経営の店で、肉とサラダとワインを買って帰った。シャワー浴びたあと調理して食べた。いまおなかいっぱい