オリエンテーション

やはり教室というのは、暴力である。

今日、教育実習のオリエンテーションがあったが、その初めに、講師はこう言った。「この教室を小学校の教室だとしてやりましょう」。
 こういうことを言う小学校出身の講師は多い。

そして、こう言った後はだいたい我々学生に色々なことを求めてくる。
例えば、「手をしっかりあげること」や「人の話をちゃんと聞くこと」、「大きな声で答えること」「敬語」など。
これらを求める権利を教室は彼に与えるのだ。それは暴力性を帯びている。

それゆえに教室というのは、暴力であると言ったのだ。